音楽仲間のご紹介
今までのルンドムジーク企画に参加して下さった音楽家の紹介
Strings GOTO
多彩な才能を持つ ヴァイオリニスト 後藤龍伸 を中心として集まった弦楽器のグループ
ベルリントリオ
ピアノ 宮本聖子 ヴァイオリン 宮田英恵 チェロ 石田聖子 のベルリン留学を経験した
3人によるピアノ三重奏団
ペンタトニカ
ピアノ 藤井快哉、ヴァイオリン 後藤龍伸、宮田英恵、ヴィオラ 永松祐子、チェロ 石田聖子
5人によるピアノ五重奏団
Quartetto RoSSo
大阪フィルハーモニー交響楽団のメンバーで結成された弦楽四重奏団
ヴァイオリン 宮田英恵、黒瀬奈々子、ヴィオラ 岩井英樹、チェロ 石田聖子
2x2弦楽四重奏団
名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター 日比浩一
日本センチュリー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター 後藤龍伸
京都市交響楽団 ヴィオラ奏者 金本洋子
大阪フィルハーモニー交響楽団 チェロ奏者 石田聖子
各オーケストラで活躍する4人が集結し、様々な2x2の組み合わせによるパワフルな弦楽四重奏団
各演奏家のご紹介
今までルンドムジークの企画に参加された音楽家
後藤 龍伸 GOTO Tatsunobu / ヴァイオリニスト・指揮者
1964年東京に生まれ、幼少時代をブラジルのサンパウロで過ごし、州立大学の特設講座にてヴァイオリン・和声・対位法を学ぶ。1975年にサンパウロ市ベスト・アーティスト賞受賞するなどブラジルで活躍する。帰国後、東京都立芸術高校を経て東京藝術大学音楽学部器楽科へ入学。 在学中に松原勝也と共にヴァンガード四重奏団を結成、ヴィオラの持ち替えを始め編曲、作曲なども担当する。またアコーディオンのCOBAのライブやレコーディングに度々参加。Cl橋爪恵一、Pf&作曲 山田武彦とは長年に渡り カーニバルカンパニー・カメレオンオーケストラ(C3O)を結成しパスティーシュと即興の技巧を駆使した公演を行い後藤にしか出来ない音楽を様々な形で披露してきた。昨年はサントリホールのブルーローズホールにおいて再結成をし好評を得る。執筆活動としては弦楽専門誌「ストリング」に<カメレオン遁走記>を連載していたほか、共著に「200CDヴァイオリンー弦楽器の名曲・名盤を聴く」がある。
指揮者としては自らコンサートマスターを務める名古屋フィルハーモニー交響楽団でもデビューを果たしており、福岡室内合奏団、九州室内管弦楽団を始め別府市民フィルハーモニア管弦楽団、山口交響楽団、尾張フィルハーモニー管弦楽団、名古屋音楽大学など各地に指揮者として招かれている。
これまでに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新星日本交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを歴任。
現在、日本センチュリー交響楽団コンサートマスター、名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを兼任。名古屋音楽大学教授。
野田 清隆 Kiyotaka NODA ピアノ
東京藝術大学および大学院修士課程修了後、ブラームスと20世紀作品を組み合わせた一連のリサイタルにより同大学院で博士号を取得。第64回日本音楽コンクール第1位および各賞を受賞。室内楽における内外の名手との共演はもとより、下野竜也、広上淳一、尾高忠明をはじめ、秋山和慶、手塚幸紀、黒岩英臣、松尾葉子、高関健、山下一史、D.リス、川瀬賢太郎など多くの指揮者のもと読売日本交響楽団、日本フィル、東京交響楽団、東京シティフィル、藝大フィル、名古屋フィル、京都市交響楽団、大阪交響楽団など日本各地のオーケストラでソリストを務める。一方、現代音楽の領域でも活動しており、尾高惇忠《ピアノ協奏曲》、《ピアノ・ソナタ》の初演やブーレーズ《シュル・アンシーズ》日本初演に携わる。ゆふいん音楽祭、アフィニス音楽祭などに出演するほか、2017年にはアッセンブリッジ名古屋フェスティヴァルで愛知室内オーケストラを弾き振りし、モーツアルトやイベールの作品を演奏した。CD録音には尾高惇忠《音の海から》、トランペット奏者の高橋敦との《フレンチ・コネクション》、《トランペット・ダンス》、《トランペット・シング》、ヴィオラ奏者の小野富士との《小野富士の遺言》(ブラームス、ヒンデミットのソナタ)ほかがある。東京藝術大学ピアノ科・室内楽科講師を経て、現在は東京学芸大学准教授、ならびに東京音楽大学指揮科特別アドヴァイザー。崔文洙主宰のトリオ・エドアルテや、菅沼準二主宰の東京クライス・アンサンブルのメンバーでもある。
花崎 薫 Kaoru Hanazaki チェロ
東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に2年間留学。同大学卒業後、東京藝術大学に復学し卒業。東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門第3位入賞。1986年、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学に留学。この間、堀江泰氏、E・フィンケ、M・オースタータークの各氏に師事。1989年、エルデーディ弦楽四重奏団を結成、ドイツ、フランス公演を行うなど意欲的に活動している。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として、井上道義、S・ゴールドベルク、小澤征爾、C・アルミンクなど歴代の指揮者のもとで、オーケストラを支えた。ソリストとしても、R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」などで同交響楽団とたびたび共演。現代音楽のアンサンブル、東京シンフォニエッタのメンバーとしても活躍し、2007年、同シンフォニエッタの定期公演でリゲティのチェロ協奏曲を演奏して高い評価を得た。2011年、新日本フィルを退団し、現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授。大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者。東京藝術大学、武蔵野音楽大学、相愛大学非常勤講師。2011年6月、所属する東京シンフォニエッタがサントリー芸術財団の佐治敬三賞を受賞。2013年、ベートーヴェンチェロとピアノのための全作品のCDを発売。またメンバの一人を務めるエルデーディ弦楽四重奏団は、ハイドン、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンの作品のCDを発売している。